気持ちが沈んだ時は高い花を買ってきて、花に癒される

先日、うつにかかる人が増加しており、生涯でかかる割合が全体で15%、男性で5~12%、女性で10~25%という報道を見ました。

女性で25%といえば4人に1人はかかる可能性があるということで、これは大変な世の中だなと思いました。

うつといっても、何もうつ病ではなくても、うつ状態になるのは誰でも多かれ少なかれあると思います。

元々真面目な国民性の日本人ならなおさらです。

私自身も20代の頃に、うつ状態になり、心療内科を受診したことが何度かあります。

診ていただいた先生は、どなたも気さくで、優しくて、親身になって話を聞いてくださいました。

通院し、抗不安剤を飲んで、少しは気持ちが上向きになっても、やはり性格的な問題でしょうか、少しのことで傷ついたり、くよくよと悩んでしまったりその繰り返しでした。

しかし、30代後半になった今、前ほど思い悩むことも少なくなってきました。

多分年齢を重ねて、色んなことを経験したのと、また図太くなってきたのと、そして子供を産んだことが最大の要因だとおもいます。

育児に追われ、あれこれ悩む暇がないとも言えます。

しかし、ふと、気持ちが沈むこともあります。

そんな時、私は花を買ってくることにしています。

外の庭に育てている花ではなく、花屋さんに行って、値段は高くても一番気に入った花を買ってくるのです。

それを部屋の一番目につくところに置き、姿を眺め、香りを嗅いで、それだけでとても満たされた気持ちがして、何とも贅沢で、幸せな気分になれます。

生活に余裕がなくても、少しの贅沢で、心が癒されるとすれば、それは大した出費ではないなと思っています。

美しいものを見ると、自然と力が湧いてくるものですね。