うつとパニック障害に手放せない精神安定剤はノーマルンとソラナックス

わたしは出産後、うつとパニック障害になりました。

色々な病院に行ったのですが、なかなか合う先生や薬に出会えないでいました。

が、とあるクリニックの先生がとても優しく、信頼出来たのでそれから通うようになりました。

最初のうちはデパスとホリゾンだったのですが、あまり効き目が感じられませんでした。

そういう風に言うと、処方を変えてくれ、デパスとノーマルンになりました。

不安発作の薬として、ジアゼパムを処方してもらっていたのですが、普段、少し気持ちがゆううつになると、手や腕がチリチリするような感じがしました。

おまけに不安になると、ジアゼパムを2粒飲んでも利かなくなり、病院に行って、筋肉注射をしてもらうこともしばしばでした。

それから、ちょっと薬を変えましょうということで、レキソタンとノーマルン。

不安発作の薬はソラナックスになりました。

その3つの薬は本当にその時の精神状態と、体に合っていたのか、だいぶうつとパニック障害の症状が緩和されました。

特に、ソラナックスは劇的に効き目があるのです。

どこかへ行き、不安になりどうしようもなくなっても、ソラナックスを一粒飲むと15分ほどでなんでもなかったように落ち着くのです。

そういう薬の処方で、最初は朝昼晩と薬を9粒くらいずつ飲んでいたのが段々と少なくなっていき、今では、一日5粒に減りました。

先生に言わせると私にはノーマルンと、ソラナックスがとてもいい効果を与えてるということです。

以前、一週間に2度くらいソラナックスを飲んでいたのが、今では一週間飲まないでも平気になってきました。

いざという時にはその薬を飲めばいいという気持ちがあるからかもしれません。

ただ、副作用といえるかどうかわかりませんが、あまり調子がいいので、薬を飲むのを忘れてしまうと、夜いつまでも眠れなくなってしまったりします。

そういう時には頭が興奮しているような感じがし、気づくと薬を飲むのを忘れた、ということを思い出します。

でも、今ではその3つの薬で随分気持ちも安定しているし、不安になることも少なくなってきました。

すっぱりやめることは難しいかもしれませんが、この薬とつき合っていきたいと思っています。

(福島県福島市 木村なおこさん)